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生きて!

昼頃、ちょんの容態をtelephone確認。
「すごく悪いです。あんた、仕事終わったらお見舞いにきたら。」
珍しく先生の方からこの台詞を聞き、体がピーンと硬直してしまいました。
「はい、はい、すぐに、夕方すぐに急いでいきます。」
確かそう言ったと思う。
急いでいる時に限ってなのか、夏休みのせいか道路は混んでいた。やっと病院に着いたのは診察時間を10分ほど過ぎた頃でした。
病院に着くとちょうど診察台の上にちょんがいました。昼間点滴をつないだらしいのですが、点滴のチューブを引張って食いちぎっていたらしく、右手は血に染まっていました。点滴を左手に付替え、またチューブを噛まないようにと、ちょうどカラーを付けているところでした。よほど嫌だったのでしょう。もう3日以上まともにごはんも食べていないのに、よくそんな元気が残っていたと看護士さんともどもビックリしてしまいました。
確かにちょんはどんどん容態が悪くなっていました。頬はすっかりこけ、今日はもう両目ともあかなくなっています。背骨はコリコリ浮き出てしまい、フラフラの身体で闘っているのです。

Chon5
Chon6

一体どうしてやることができるのでしょうか…全身を優しく撫でながら、「ちょん、ちょん、死なないで」と声かけるしかできませんでした。しばらくカラーを支えて、頭や顔、のどのあたりを撫でていると、かすかに気持ちよさそうにのどを鳴らすのが指先に伝わってきました。
撫でるのをやめると、かすれた小さい声で「ニャー」、まるでやめないでと言ってるかのようです。どれくらい時間がたったのか、浅いながらも徐々に呼吸も穏やかになり、うつらうつらとし始めました。なんとなく顔つきも穏やかになったような感じもしました。そーっとちょんの頭を寝かせ、手を離しました。一瞬首をもたげましたが、小さくため息をついてまた寝入ったようでした。そーっとゲージから離れ、音を立てないように病室を出ました。
先生に、「明日遅くなるかもしれませんが、また来ます」と言って病院を出ました。
「ちょん、明日また来るからね、待っててね」

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