被災犬(20km圏内)一時保護
現在、我が家にいるのは、田んぼの中から救出した犬です。
救出時、この犬にはリードがついたままでした。
これまで小高区で遭遇した犬は、地震や津波の影響で放浪したというより、
避難の際に飼主さんがあえて鎖を外して自由にしてあげた犬達でした。
この犬は、おそらく地震(津波)の際に散歩中だったか逃げている最中に
飼主さんとはぐれてしまった子のような感じがします。
おそらくですが、目も弱く耳も遠い老犬なので、逃げている際に飼主さんを振り切るどころか飼主さんと一緒について軽快に走って逃げることは困難だったのではないでしょうか。
この子のリードを握っていた飼主さんは無事であるような気がします。
そして、この子が無事に飼主さんと再会できることを心から祈ります。
※※※ うちで保護している犬の詳細を紹介します ※※※
○ 雑種(中型犬)
○ メス
○ 10歳以上
○ こげ茶(口の周りは少し白い)
○ ピンクのチェックの首輪+ピンクのノミ取り首輪+赤いリード
○ 南相馬市小高区観音町の田んぼの中で保護
○ 視力、聴力ともに弱い
○ ほとんど吠えない、食欲旺盛、寝ていることが多い
↑今日は天気が良いのでバルコニーで日光浴してます
↑ ピンクのチェックの首輪
↑ マンションの高層階から下界を不思議そうに見ていました
今回私達は、20km圏内(12~15km辺り)での活動でした。
ここらへんはまだ住民の方達が度々来て、荷物を取りに来たり、
犬たちにごはんをあげている形跡が多くみられました。
しかし、ちょっと進んだ10km圏内に入るとほとんど戻る人はなく、
震災からすでに3週間たち、餓死しているペット達も少なくないと聞きました。
それを話してくれた今回一緒に行った方が
「ここは日本なのに…」
と最後につぶやいていたのが耳に残りました。
かつて南極観測隊が極寒の南極基地に十数頭の犬たちを置き去りにした、
「南極物語」は誰もがご存知の話だと思います。
残された多くの犬たちが鎖につながれたまま餓死していました。
でもこれは、劣悪な天候で助けに行くルートも戻る術も時間もなかった、
本当に苦渋の決断であり、当時は誰にもどうすることもできなかったことです。
でも、今回原発事故によって置き去りにされた動物達は、どうでしょうか。
本当に誰にも助けることも助ける術も時間もない状況なのでしょうか。
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コメント
飼う人がおらず、困っている犬がいそうなら、
うちでお世話させていただきます。
ちなみにうちは夫婦2人です。
家も一戸建てです。
二人とも犬を飼った経験はあります。
場所は福岡ですが、手助けになりそうなら
またご連絡ください。
このニュースを聞き、置き去りにされたペットたちの安寧に、
少しでも力になればと、嫁と話しておりました。
ご連絡、お待ちしております。
投稿: Tsugutama | 2011年4月19日 (火) 15時11分
写真を見ると 本当に痩せていますね。
こんな子がまだ現地にいると思うと 悲しくなります。
投稿: santakawasaki | 2011年4月 7日 (木) 01時21分